作品紹介>寺社仏閣
浄土真宗高田派末寺の築数百年の既存本堂の建て替え。 5間四方の本堂に4尺5寸の浜縁と2方回廊が付き、脇に薬師堂を持つ入母屋造りの寺院である。別棟の庫裡とは渡り廊下でつながっている。
通し勾配の7尺8寸の大屋根は向拝まで伸び、綺麗なシルエットを描き、向拝から外陣・内陣へはケヤキの8寸角の円柱が並び、横架材のケヤキの虹梁と接合している。小屋裏は3重に梁を組み上げて、その重みで鉄骨のはね木を押え、大屋根を支える構造となっている。
通し勾配の7尺8寸の大屋根は向拝まで伸び、綺麗なシルエットを描き、向拝から外陣・内陣へはケヤキの8寸角の円柱が並び、横架材のケヤキの虹梁と接合している。小屋裏は3重に梁を組み上げて、その重みで鉄骨のはね木を押え、大屋根を支える構造となっている。
- 所在地
- 三重県津市川方町
- 建築主
- 宗教法人 榮松寺
- 構 造
- 木造 / 2階建て
- 規 模
- 延べ床面積 157.63㎡
- 竣 工
- 2009年8月