作品紹介>個人住宅
上野市郊外の田園風景の広がる場所に建つ、築150年の伝統的木造の古民家の再生。 周囲に堀が廻らされた500坪の敷地内に建つ、厨子2階の端正な入母屋造りの主屋からは、当時のこの建物が有力な豪族の住いであったことが推測できる。
柱・梁・床・壁・棟の桧材は、施主の親戚の山から切り出した原木を1年かけて調達し、リニューアルに使用した。屋根瓦を土葺きから桟葺きに葺き替えたが、その古土を東側増築部分の土壁に再利用した。
柱・梁・床・壁・棟の桧材は、施主の親戚の山から切り出した原木を1年かけて調達し、リニューアルに使用した。屋根瓦を土葺きから桟葺きに葺き替えたが、その古土を東側増築部分の土壁に再利用した。
- 所在地
- 三重県伊賀市大野木
- 建築主
- 個人
- 構 造
- 木造 / 平屋建て
- 規 模
- 延べ床面積 290.78㎡
- 竣 工
- 2010年3月